院長挨拶
ごあいさつ
2021年6月1日、新たに病院長に就任いたしました。これまで内科医として診療を行う一方で、副院長として4年間、病院の運営に携わってまいりました。今後は病院長として、患者さんの側に立った良質かつ適切な医療の提供に努めます。
さて、当院は、この谷津の地に開設して以降お陰様で40年が経過しました。一方で昨今の医療をとりまく環境は大きな変革期を迎えつつあります。特に超高齢社会の到来を迎えて、これまでの「治す医療」のみではなく、疾患や障がいを抱えた方々を「支える医療」の整備も急務となっております。また、地域ごとに各々の医療機関が果たすべき役割を認識し、機能分化を図ることも求められております。そして、2020年から始まった新型コロナウイルスの蔓延は、医療のみではなく様々な社会活動に大きな試練を与えています。
そのような中で谷津保健病院は、「地域を支える総合医療を提供する病院」として診療科の再編も行い、新たなスタートを切りました。他の医療機関や介護・福祉関係の方々と協力連携をしながら、この東葛南部地域の地域医療に貢献してまいりたいと考えております。