診療内容
当院、消化器内科では患者さんに納得していただける良質で信頼される医療を目指しております。患者さんと一緒に疾患に向き合い、患者さんの立場にたった医療であり、個々の病態に合わせて対応し安心できるようスタッフ一同心がけています。
また、習志野市・習志野市近隣地区の医療発展のため、地域医療に重点をおき、地域住民の方々に迅速かつ適切に対応できるよう日々取り組んでおります。
診療を行っている主な疾患
がん診療について
当院は千葉県より、がん診療連携協力病院の指定を受けております。
がん診療連携協力病院は、厚生労働省が指定する「地域がん診療連携拠点病院」と同等の機能を有するもので、身近な地域において質の高いがん診療を提供する役割を担う医療機関です。
当院では、胃がん、大腸がん、乳がんにおいて拠点病院に準ずる診療機能を有しています。これらのがんに対して標準的な内視鏡治療、外科手術、化学療法など幅広いがん診療をおこなっております。
詳細はこちらをご覧ください。
2021年度 内視鏡件数
上部消化管内視鏡検査 | 2828件 |
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上部消化管内視鏡治療 | 173件 |
胃粘膜切除術(EMR) | 12件 |
食道粘膜下層剥離術(ESD) | 4件 |
胃粘膜下層剥離術(ESD) | 39件 |
食道静脈瘤硬化療法(EIS) 食道静脈瘤結紮術(EVL) | 19件 |
上部消化管止血術 | 29件 |
狭窄拡張術 | 5件 |
異物除去術 | 10件 |
上部消化管ステント留置術 | 15件 |
内視鏡的胃瘻・腸瘻増設術 | 40件 |
下部消化管内視鏡検査 | 1241件 |
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下部消化管内視鏡治療 | 757件 |
大腸粘膜切除術(EMR) | 704件 |
大腸粘膜下層剥離術(ESD) | 21件 |
下部消化管止血術 | 32件 |
胆膵系内視鏡検査 | |
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逆行性膵胆管造影術 | 6件 |
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(ENBD) | 9件 |
内視鏡的胆管ステント留置術 | 51件 |
胆管拡張術(EPBD) 乳頭切開術(EST) | 75件 |
内視鏡的胆道砕石術・採石術 | 79件 |
小腸鏡(ダブルバルン) | 3件 |
小腸カプセル | 9件 |
パテンシーカプセル | 2件 |
大腸カプセル | 1件 |
2018年度 腹部血管造影件数
腹部血管造影検査 | 29件 |
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腹部血管造影検査 | 1件 |
腹部血管塞栓術(TACE・TAI) | 28件 |
スタッフ紹介
星野 容子 ほしの ようこ
役職 | 内科診療部長/消化器内科 |
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経歴 |
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本内科学会内科認定医・専門医 |
専門 |
消化器疾患全般 炎症性腸疾患 肝疾患 |
松本 亮 まつもと りょう
役職 | 消化器内科部長 |
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経歴 |
日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本内科学会内科専門医 |
専門 | 消化器内視鏡的治療全般(ESDなど) |
吉岡 容子よしおか ようこ
経歴 |
日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本内科学会内科専門医 |
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専門 | 消化器疾患全般 |
非常勤医
東京女子医科大学病院 消化器内科 准教授
肝臓疾患、ウィルス性肝炎の診断と治療、肝動脈塞栓術
成冨 琢磨 なりとみ たくま
済生会加須病院 副院長/消化器内科部長/内視鏡センター長
肝炎、肝癌の治療
水野 謙治 みずの けんじ
水野胃腸科・内科 院長
水野 愛名 みずの あいな
水野胃腸科・内科
消化器内科全般
山本 壽恵 やまもと ひさえ
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医
日本内科学会内科認定医・専門医専門
消化器内科全般、炎症性腸疾患
消化器内科 2024年度後期研修医募集
初期研修2年間を修了した(見込み含む)医師で、消化器内科を後期研修希望の医師を募集しております。
当院での特徴は内視鏡を中心に研修を受けることが出来る事です。
常勤医師4名、非常勤医師6名の消化器内科チーム編成に対し、後期研修医1名を募集。
この為、きめ細やかな指導が行える環境を提供しております。
又、2023年度4月1日~常勤医師も募集しております。
興味のある方、他質問などありましたらお気軽にご連絡ください。
後期研修期間 | 2024年4月1日~2年間 |
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募集期間 | 随時 |
募集人員 | 1名 |
募集条件 | 初期研修2年間修了、もしくは見込み |
応募方法 |
メールフォームもしくはお電話でお願い致します。 連絡先電話番号:047-451-6000 |
おなかのはなし
苦痛の少ない内視鏡検査

経鼻内視鏡とは
経口と違って嘔吐感がなくスムーズに受けることが可能です。鼻孔の小さい方だと難しい場合があります。
鎮静剤を使った内視鏡とは
胃カメラ・大腸カメラともに、鎮静剤を使用することによって、眠っている間に検査ができてしまいますので、苦痛を感じることなく検査が受けられます。
胃カメラ・大腸カメラともに、苦痛が少ないだけではなく、質の高い内視鏡を行います。
拡大内視鏡やNBIやLCIなどの特殊な波長を用いる事により、より詳細な観察が可能となります。癌の早期発見にも役立ちます。
苦痛の少ない胃の内視鏡検査の事前予約も可能です。
(当日の問診・診察等によっては検査が中止あるいは延期になる可能性もあります。)
電話(予約センター:047-452-2511)にてお申し込み下さい。
女性医師による内視鏡検査をご希望の方はコチラもご覧ください。
内視鏡治療について
従来は開腹手術を必要とした悪性腫瘍も早期癌(食道・胃・大腸)のものでは内視鏡的切除も可能です。
特に内視鏡的粘膜下層剥離術:ESDは、病変の大きさに関わらず一括切除が可能であり、根治度も高いため積極的に行っています。
一週間程度の入院が必要な場合もあります。

外科手術について
低侵襲手術(身体の負担が少ない手術)の活用として腹腔鏡手術(お腹に小さな穴を空けて行う手術)実績が豊富です。
例年、手術室で400例を超える手術のほか、レントゲン室等で中心静脈カテーテル・静脈ポート造設などの小手術や、経皮経肝胆道ドレナージ・胸腔ドレナージなどのドレナージ手術、癌化学療法を担当しています。
そけいヘルニア外来について
当院では腹腔鏡下手術(TAPP/TEP)を第1選択とし、患者さんの状態・ヘルニアの大きさや位置などを考慮して、従来型(ダイレクトクーゲル法・リヒテンシュタイン法・クーゲル法・メッシュプラグ法)を含めた中から手術方法をご提案いたします。
WEBで外来日・手術日の予約が可能です。
ご希望の方はコチラをご覧ください。
高齢者のがん治療
医療技術や機器の進歩により、高齢の患者さんが手術を受ける割合は増加しています。
「病気の根治性」「体力の温存」のバランスと患者さん個人のQOL(生活の質)を考えたうえで、担当医は退院後の生活を含めた治療を提示させていただきます。
詳細はコチラをご覧ください。