診療案内
当院の脳神経外科では、脳血管障害(いわゆる脳卒中)、頭部外傷、頭痛、脳腫瘍などの疾患に対し、幅広く診療を行っています。日本医科大学脳神経外科と連携し、一般外来からの救急診療まで、軽症から重症の症例に対応しています。
特に脳卒中や頭部外傷の患者さんに対しては、「町の脳神経外科」として、救急搬送から入院、リハビリテーション、そして慢性期のフォローアップまで、一貫した診療体制を整えています。
診療を行っている主な疾患
当科の特長と主な取り組み
1.脳卒中に対する迅速な診療
当科では、脳卒中が疑われる患者さんが救急搬送された場合、脳卒中専門医が迅速に判断・治療を開始できる体制を整えています。発症間もない脳梗塞超急性期症例に対する血栓溶解(rt-PA静脈注射療法)にも対応しています。
2019年9月より、日本脳卒中学会より一次脳卒中センター(Primary Stroke Center:PSC)に認定されており、千葉県東葛南部地域の脳卒中診療に貢献しています。
【詳細】一次脳卒中センター(PSC)とは
2.脳卒中や認知症に対する予防医療
当科では、脳卒中予防検診を通じて脳疾患の早期発見・予防にも力を入れています。検診結果は日本脳ドック学会認定医が診断し、必要に応じて当科外来で引き続き診療を行います。また、認知症予防検診も併せて行っており、認知症および軽度認知障害(MCI)の診断や治療方針についても、日本認知症予防学会専門医が専門的なアドバイスを提供します。
【詳細】脳卒中予防検診について
【詳細】認知症予防検診について
【詳細】頭部MRI検診について
4.日本脳神経外科学会データベース研究事業(JND)について
当院は、「一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)」に協力しています。
この事業は、2018年1月以降に当院脳神経外科に入院された全ての患者さんの臨床データを解析し、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。解析にあたって提供するデータは、個人を特定できないよう加工されているため、患者さんのプライバシーは完全に保護されます。
本研究にデータが使用されることを希望されない方は、当事業実施責任者の脳神経外科 酒井直之に、退院後3ヵ月以内にお申し出ください。
その他の研究事業に関する資料の閲覧を希望される方は、日本脳神経外科学会ホームページ(外部リンク)をご参照ください。
スタッフ紹介
酒井 直之 さかい なおゆき
| 役職 | 脳神経外科部長 |
|---|---|
| 資格 |
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 日本脳卒中学会脳卒中専門医 日本認知症予防学会認知症予防専門医 日本脳神経外科救急学会PNLSインストラクター 日本脳ドック学会認定医 |
| 専門 | 脳血管障害(脳卒中) ・ 頭部外傷 |
| その他 | 医学博士 |
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